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7月5日定例会

7月5日にAdlerjala定例会を開きました。
参加してくださったメンバーさんはおひとりでした。
たいへんな雨にもかかわらず来ていただいて、ありがとうございました177.png


まずはじめに、メンバーさんが前回の定例会(6月21日)でどんなことを学ばれたか、
前回から今回までの間にどんなことがあったか、をお聞きしました。
前回、メンバーさんはエピソード分析を記録したメモを持って帰られたのですが、
私的感覚や代替案をぶらさげて過ごされたそうです。
相手役さんに対して、今までだったら感情的になりそうな場面で、
ちょっと立ち止まって今までと違う言動ができた、ということも話してもらえました110.png
メンバーさんはていねいにアドラー心理学を実践されているなあと実感しました。
私も家族とのやりとりを、もっとていねいに点検して実践しようと、あらためて思いました。
一緒に学ぶ仲間がいて、ほんとうに嬉しいです。


それから、今回もいつもの相手役さんとのエピソードをうかがいました。
わかりやすい権力争いのエピソードを話していただけたので、
今回のテーマは権力争いについて学ぼう、ということにしました。

まず、権力争いの構造について、ピンポンゲームの図を書いて話し合いました。
パセージテキストの3Lー4「権力争い」も読み合わせしました。
いつもこの図を書くと思うんですが、
まったく、権力争いの構造はピンポンゲームそのものなんですよね…。
相手に勝とうとして打ったら、相手も負けじと打ち返してくる。
そうするとこちらの陰性感情はより大きくなって、より大きな力で打ち返すので、
相手もさらに強く打ち返してきて、これを続けているとお互いに疲れ果てるという…105.png
なので、パセージテキストにも書いてある通り、
権力争いになってしまったなと気づいたら、自分が権力争いから降りることです。
降りるときのタイミングは、実践は難しいけれども、相手が打ち返してきたときです。
自分が打ち返すのをやめること。この勝ち負けのゲームから降りるということです。
そうしなければ、相手と協力することができないのです。


メンバーさんは、確かに権力争いはピンポンゲームの構造になっているんですね、と言って、
子どもたち相手の職場でのエピソードも話してくれました。
他の子どもたちが大勢いる状況で、勇気がくじかれた子どもに対して、
どうやったら権力争いに陥らずに、援助し、仲間になり、子どもに学んでもらえるのだろう、
ということについてテーマがふくらみました。

パセージテキストの以下のページを読み合わせました。
36R「タテの関係、ヨコの関係」
37R「子どもの居場所」
4R「行動の目的にはどんなものがあるか」
子どもを勇気づけるということ、子どもの居場所を作っていくということについて
話し合うことができて、とても有意義な時間でした。


パセージは、主に親子(あるいは大人対子ども)の、一対一の関係についての学習プログラムです。
学級のような、先生対大勢の子どもたちという場面では、
一対一の関係についての知識だけでは不十分で、
アドラー心理学の考えに沿ったクラス運営についての知識もあると有効だろうと思います。
野田俊作先生と萩昌子さんの共著の『クラスはよみがえる 学校教育に生かすアドラー心理学』
という素晴らしい本があります。
ご興味のある方は読んでみられてはいかがでしょうか。




話はとてもふくらんだのですが、
ここでメンバーさんに最初にお話していただいたエピソードに戻りました。
すると、権力争いではあるのですが、なんだかとてもかわいらしい争いのように感じられました。
エピソード分析という大掛かりなことをしなくても、代替案を考えることができそうです。

この対処行動の代わりに、何かできそうなことってありますか?とお聞きすると、
相手役さんとの協力的なイメージを話してもらえました。
そのためにはどうすればいいのかについて、意見をお聞きすると、
相手役さんのストレンクスと、それに付随するちょっとやっかいなところが明らかになりました。
長所と短所は、表裏です。
素敵な長所とやっかいな短所を同時に持つ相手役さんは、
どうにかしたらメンバーさんの理想通りの言動をするようになるのかな?と考えると、
相手役さんは変わらないですね、とメンバーさんが言いました。
では、この相手役さんとうまくおつきあいしていくにはどういう工夫ができそうかな、と考えると、
メンバーさんが、またいい代替案を出してくださいました!
この代替案を覚えておきやすいように、名前もつけました。

最後に、パセージテキストの38R「わがままのままで他の人の役に立つ」を読み合わせしました。


ご協力くださって、深い学びの機会を与えてくださって、ありがとうございました。
今回どんな話し合いをして、どんな代替案を見つけたのか、
具体的に書けなくてもどかしいのですが、とても楽しかったです。
他のみなさまとも、またご一緒できるのが楽しみです♪




次回のAdlerjala定例会は、7月12日(木)です。
ご興味のある方、ご参加いただける方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。

💌 m.miho.indigo.horizon☆gmail.com  (☆を@に変えてください)
松村美穂




by adlerjala | 2018-07-09 00:23 | 定例会

アドラー心理学に基づく子育てサークルAdlerjala(アドラージャーラ)活動報告


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