人気ブログランキング | 話題のタグを見る

12月9日休日版定例会

12月9日(日)に、Adlerjala休日版定例会を開きました。
参加してくださったのは、3名でした。
前回のパセージを受講された方がおふたり、初めて来られた方がおひとりでした。
休日の貴重なお時間にご都合をつけて来ていただいて、どうもありがとうございました178.png

まず自己紹介をしました。
清野雅子さんと岡山恵実さんの『3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」』を読んで
Adlerjalaにお問い合わせしてくださった方がおふたりいらっしゃって、たいへんありがたいです。
小学校に上がる前の小さい子どもさんがいらっしゃるメンバーさんたちでしたので、
「アドラー保育の歌」を読み合わせしました。
(カフェの一角で開催していたので、今回は歌うことはひかえました104.png


パセージテキスト1L「子育ての二種類の目標」を読み合わせしました。
家族の協力を得ることについての話題になったので、
31L「まず自分が変わる」を読み合わせしました。
このページはパセージの第7章で、
1「家族に宣伝しない」
2「まず自分が実践すること」
3「あなたが変われば家族も変わる」
という内容です。
私が初めてパセージを受けたとき、それもっと早く言ってちょうだい!って思いました。
さんざん夫に宣伝をしまくってうまくいかなくなっていたところでしたので…119.png
パセージには、失敗から学ぶというひとつの大きなテーマがあると思うのですが、
こうやって家族に宣伝して失敗してもらってから、
7章で「まず自分が変わる」を学び、大いに納得する、
という段階的成長も想定されているのかな?と、私は思っています。
実践してみて、失敗してみて、そこから何を学んだかを考えてみる。
その過程をご一緒に体験できるのがパセージです。
また、そういうフォローアップができる自助グループでありたいなと思っています。



今回は、2歳の子どもさんとのエピソードをお話ししてもらいました。
ブレイクスルー・クエスチョンズという技法を使って話し合いました。
1.(子どもさんが不適切な行動をした)この場面での、子どもさんの適切な側面は何ですか?
2. 子どもさんに学んでもらいたいことは何ですか?
3. それを学んでもらうために、どんな工夫ができますか?
という質問に対して、事例提供者さんも、メンバーさんも一緒に考えていきます。

よくある日常のエピソードをお話ししてもらったのですが、
事例提供者さんからも他のメンバーさんからも、たくさんのストレンクスが出てきて、
普段は見過ごしがちな子どもさんの良いところが見えてきました。
どんな特徴にも、裏表があります。
片面は長所で、もう片面は短所です。
でも、アドラー心理学の育児では、あまり短所に注目しません。
短所に使い道はないですからね。長所を使って、世の中で役立ててもらいたいのです。
ですから、たとえば「すぐ人に頼る」という短所ではなくて、
「人にお願いして、協力してもらうことができる」という長所に正の注目をします。

事例提供者さんに、子どもさんに学んでもらいたいことを考えてもらいました。
確かにそれは学んでもらいたいことですねと、みなさんと確認をして、
それから事例提供者さんにできそうな工夫を、パセージテキストから考えました。
パセージを受けられたメンバーさんから、色々な案を出してもらいました。
事例提供者さんが、今までにパセージで学んできたことがたくさん使えそうだと気づかれていて、
とても嬉しく思いました。
その中から、今回は、選択肢を与えて選んでもらうという代替案を試してみることになりました。
このとき大切なことは、♪まず感情をおちつけて♪(アドラー保育の歌)です。
「Aにする?それともBにする?」と、やさしく聞いてみることが大切ですね。
もし「Cがいい!」と言われたら、それは選べないんですよと、やさしくきっぱりお伝えします。


それから、テキスト22R「いつでも選択肢があること」を読み合わせしました。
子どもさんたちにも、いつでも選択肢があります。
それに、親にも、いつでも選択肢があります。
「これをしてしまったら子どもの教育によくないのでは?」って、
自分の行動に不安になってしまうお母さん方がけっこう多いように感じるのですが、
子育ての目標に向かっているのならば、いつでもよい選択肢が複数あるはずだと、私は思います。
たとえば子どもさんがおもちゃをお片づけする場面で、
「お母さんが片づけてちょうだい」と子どもさんにお願いされたとして…
「いいですよ」と言ってお片づけするのもひとつでしょう。
「あなたもお片づけしてくれない?」と子どもさんにお願いしてみるのもひとつでしょう。
「一緒にお片づけしない?」と、一緒にお片づけするのもひとつでしょう。
どの選択肢を選んでも、子どもさんと仲間でいることはできると思います。
♪まず感情をおちつけて よい関係を保ちましょう
 いけないところは気にせずに できたところはよろこぼう♪(アドラー保育の歌)
子どもと仲間でいられたら、子どもに様々なことを学んでもらうことができます。


今回も深い学びの機会となりました。
パセージテキストをたくさん読み合わせしましたが、
メンバーさんたちがどんどんページを探してくださって嬉しかったです。
みなさま、ご協力くださってありがとうございました162.png



日常に繰り返される、小さなひとつの場面ですが
エピソードは一度きりの、大切な宝物だと思います。
事例提供者さんのお話を聞かせていただいて、一緒に考えることで
他のメンバーさんたちも、多くのことを学べたのではないかなと感じました。
いつも思うのですが、これはとても不思議なことです。
この不思議は、アルフレッド・アドラーが見つけた大発見です。



次回のAdlerjalaは12月17日(月)です。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
休日版も、またときどき開催します。日程が決まり次第こちらでお知らせします。

💌m.miho.indigo.horizon☆gmail.com (☆を@に変えてください)
 松村美穂



by adlerjala | 2018-12-13 17:46 | 定例会

アドラー心理学に基づく子育てサークルAdlerjala(アドラージャーラ)活動報告


by 稲穂